ここ半年位の間に発表された料金改定が全て実質値上げというのはイタいだろ。
まぁそれもイタいが、その料金体型が分かりにくい。
よく言われるのが"ハッピータイム2"ね。
コイツも2年ほど前に実質値上げ改定の中の一つですね。
"ハッピータイム"は土日祝日の通話料が1分5円とかなり分かりやすかったのに、"ハッピータイム2"は土日祝日の通話料が5分までは通常料金、5分〜35分の間無料、それ以降は通常料金と非常に分かりにくくなっている。
ちゃんと計算すれば明らかに"ハッピータイム2"の方が高いのだが、一般庶民は恐らくそこまで計算しないので30分間無料ならこっちの方が安そうという風に思わせる罠に落とされる。
まぁこれくらいなら土日祝日に限定された話だし基本料は無料なので放ってもおけるのだが、これが普通の料金プランに組み込まれたらどうだろうか。
例えば9月からスタートした"スーパーボーナス"はどうだろうか。コイツも同様に実質値上げ改定の一つです。
利用年数で割引率が大きくなっていくのはかなり昔からあるものなので問題はないだろうが、そこにぶっちゃくローン的なものが付加される。それも毎月"A"とか"B"とか"3G"とか"PDC"とかに分けられ本当によく分からない。
この説明を完璧に出来るショップの店員さんが居ればいいが、店員さん自身もあやふやなところが実情らしい。
そして10月からはMNPで他社からやってくる方も居るでしょう。しかも選択出来る"継続割引"か"スーパーボーナス"の2択なわけだ。普通の客なら割引率の高い"スーパーボーナス"を選ぶだろう。
そこで客が店員さんに質問する「どんなサービスなの?」
10月になってもあやふやな店員は特典だけを羅列するだろう(というかちゃんと説明出来たとしても正直そうだろう)
そうすると客はあやふやながらも「そんなに特典があるならSoftBankにしよう」となる。ちゃんと説明されてもその場ですぐに理解するのは不可能に近い。
数ヵ月後に客はどうするだろうか...?
というのがポイント。
まず言えることは、"スーパーボーナス"を始めるタイミングをミスった点。
ただでさえ分かりにくいのだから2〜3ヵ月は準備期間が必要なのでは?
もしくは10月以降も普通に"ハッピーボーナス"や"年間割引"の受付を継続し、落ち着いてきた辺りで受付停止すればいいのではないか。
そこまで急ぐ必要は無かったはずだし、ぶっちゃけた話、MNPで来た人が「やっぱSoftBankだめだわ」って言って解約料を頂いた方が儲かると思う。
まぁ契約者数を今以上に減らしたくないっていうのがあるから、"スーパーボーナス"なんか始めているようにも思えるんだけど、正直MNPを待っているvodafoneユーザーは意外と多い。
なぜなら始めにも書いたが、ここ半年位の間に発表された料金改定が全て実質値上げになっている事、10月時点でまだまだエリアが狭い事、そしてコンテンツが中途半端っていうのもあるだろう。
それを考えれば普通に値下げを宣伝していてコンテンツも多いDoCoMoやauに流れていくのは自然な流れだろう。
という事を考えていけば、逆にDoCoMoやauからSoftBankに来ようという人は少ないだろう。現在のSoftBankの大きな魅力ってAQUOSケータイ位しか無くないか? auにSHARP端末が発表されたので、わざわざvodafoneにこだわる必要も無くなっただろうし。
少なくともインターネット環境があれば下調べして変えようと思うでしょうから、こんな文を見たら変える気もなるなるべ(笑)
あ〜、J-PHONE〜vodafoneが始まって半年位までは良かったのになぁ〜。
一昨日も言ったけど、一方的に"10の約束"を掲げてそれを破る意味が分かんないからね。
とにかく今のvodafoneに求められているのは"お客様第一主義"だろう。
実際にはJ-PHONE〜vodafone転換期からこれを掲げている訳だが、果たして浸透しているだろうか。
浸透していれば、客センの対応が悪いなんか言われないはずでは...?と思うのは自分だけだろうか。
お客様第一主義なのに、次々値上げしたり、3Gで不具合を大量に残したまま発売したりしていくのはどういう事なのか。
それを考えると津田さんは良かったと思う。何故人事異動をして外したのか。
ます新社長になった孫さんがこれまで客を大切にしてると思った事はありますか?
利益を追求して法のギリギリを走ってるようにしか思えない。
また10年もしないうちに変わりそうだなぁ〜。寧ろ新規参入のとことかに吸収されそうだし。
HTCので失敗したらSoftBankは終わるだろうな。
なんだかんだ言ってSHとTがメインとなっている事に変わりはない。DoCoMoのようにシリーズ毎に何社も同時に提供されるようにならなければダメだろう。J-PHONE時代は同時ではなくても短期間に何社も発売していた経緯があるだろう。
...っていうか書きすぎだわ、携帯で。
これだけ書けるのも「ホーダフォンだけ!」だったんですがねぇ...。