今日は、異常なまでに先生のテンションが低く授業がスタートしました。
今日は授業の冒頭を忠実に再現したいと思います。
先生「え〜とぉ〜、数学Bの授業を始めたいと思うんですけどー、(公欠で)いない人多いんですね〜。」
一同「...」
先生「授業に入ろうと思うんですが〜.........あの、レポートの事なんですけど」
一同「.....」
先生「え〜と、授業を始める前に言っておかなくてはいけない事があるんですが〜、あの〜、ここ数日、いろんなクラスの人から『レポートはどうするんですか?』っていう質問を受けてまして...それで、言ってしまうと、提出期限、今日って書いてあるんですけど、えー手元に、えーあれ?(提出期限を書いてある紙)ないな〜。まぁいいや、今日って書いてあるんですが、これから授業をするんですから、今日は無理です。..それで〜、まぁ実は公欠でいない人たちが前もって今日出してくれているんですが...えー、結局〜期限に間に合わせるために答えを写すことになっちゃうんですよね。それでは..ただね、腕が疲れるだけですよね。それで今日、期限関係なしにやる事にしようと思います。」
生徒全員「え〜!?(苦笑)」
先生「それで、毎週金曜日提出になってるんですけど、えーハッキリ言って無理なんですよぉ。まぁ無理じゃないって言う予定で授業をしたつもりだったし〜、無理じゃないと私も最近まで思っていたんですが〜。」
一同「...」
先生「ここ数日、真剣に将来の事を考えてるんです...将来なんて言っても1週間ですけどね。」
生徒全員「(笑)」
先生「で、あ〜無理だなと。期限通りレポートを集めるのは無理だ..。だからと言って、集めないわけにもいかない。それで〜、まぁ、一応授業が終わってから集めようって言うことにしようとは決めたんですが、果たしていつ授業が終わるのかやってみないと分からない。やってみないと分からないって事は、いつ提出だって言えないんです。」
生徒一部「ざわざわ」
先生「そういうことが、分かってしまって、分かんなかったらどうすればいい?って事なんですけど。ハッキリ言って何日提出って言えません!..一応私の中では、来週水曜日っていうのを考えていたんですけど...。」
生徒A「先生!、あのぉ試験範囲ってどうなるんですか?」
先生「試験範囲変わりません。」
生徒A「じゃぁ授業追いつかなかったら?」
先生「追いつかないですよねぇ。」
生徒全員「(苦笑)」
先生「追いつくしかないんですよね。..追いつくしか..。その時間があるかって言われたら無いんですよ。」
生徒全員「(苦笑)」
先生「それでもしなきゃいけないんです。出来るだけ、追いつくだけの努力はします。当たり前です、お金貰ってやってるんですから。なんとか、試験範囲まで終わるように..やります。....やれなかった時は、ご自分で罵倒して下さい。えーその時は...問題作る先生のところに行って頼み込んで試験範囲を減らしてもらうしかないと思いますが...。そういうことにならないようにします。それでまぁ前回、"レポートの範囲の改訂版"って紙を渡しましたが、まぁ、あれが試験範囲だと思っていてください。」
(この時点で授業開始のチャイムから8分30秒)
先生「非難の声が上がっているのは知っています。私今とりあえず範囲が終わるように何とかやるしかありませんので、もう非難の声が出ないようにしようって言っても出来ない状態になってしまっていますけど、出来るだけやります。出来なかったら許してください。出来ないことが...ふざけるなって事でしょうけど、私今これ以上の事が言えない状態でいます。....すいません、答えになってませんけど、これ以上の答えは言えません。.....とりあえず〜、授業をやってみます。.........では、試しにやってみます。..それでは、数学Bの授業を始めます。」
(この時点で授業開始のチャイムから10分20秒)
生徒B「先生!先生!教科書取りに言って良いですか?」
先生(うなずく)
生徒(取りに行き戻ってくる)
(この時点で授業開始のチャイムから11分30秒)
一同「.....」
先生「授業の準備できました?」
一同「............」
生徒C「(小声で)ヤバイよ、ヤバイよ」
一同「....」
先生「えー、等比数列というものなんですけど〜...」
この冒頭の13分40秒が無駄な時間にしか思えないんですが...絶対に終わらないなこりゃ。
あまりにもテンションが低すぎたので可哀想だった。